石元泰博・コレクション展「ビーチ」

《シカゴ ビーチ》1948-52年 ©高知県,石元泰博フォトセンター

石元泰博は、卓越した造形感覚と、モノクロームの諧調が美しい写真作品で国際的に評価を得ている、高知ゆかりの写真家です。戦後シカゴにて、バウハウスの 流れを汲むインスティテュート・オブ・デザインで写真の基礎を学び、その後日本に生活の拠点を写した石元は、日米両国でビーチを訪れ撮影を行いました。 人々が砂浜に集い憩う様子や、家族や友人、恋人と休日を謳歌する姿、穏やかな波が打ち寄せるひとときなどが、石元ならではの視点で捉えられ、石元写真を代 表するシリーズのひとつです。本展示では、前期はシカゴの、後期では江の島と鵠沼のビーチを紹介します。

 


石元泰博・コレクション展「落ち葉と空き缶」

1985年初秋。ニューヨークのセントラルパークを歩いていた石元は、ふと目に入った、ベンチの上に落ちて雨に濡れた枯れ葉に心を奪われます。 これをきっかけに撮影を始

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石元泰博・コレクション展「雪のシカゴ」

令和6年度第3回目の石元泰博・コレクション展は、写真家にとって第2の故郷とも言えるアメリカ・シカゴにて撮影された作品を紹介します。 1939年、家業を継ぐべく農

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石元泰博・コレクション展「伊勢神宮」

桂離宮を捉えた一連のシリーズで、日本の伝統建築を西洋的モダニズムの視点によって写したと評される石元泰博。石元にとって日本古来の建築様式を今に伝える伊勢神宮は、1

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