「石元泰博・コレクション展「こども」(前期) 

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石元泰博は、日本の伝統と西洋モダニズムを融合させた『桂離宮』に代表されるように、端正な画面構成による、モダンで聡明な写真作品で知られていますが、初期の頃はこどもをモチーフにした写真を数多く撮影しています。

様々な国からの移民が暮らすアメリカ・シカゴのスラム街のこどもたち、戦後復興途上の東京の街の路地裏で遊ぶこどもたちの姿が、石元らしい構成力の中に生き生きと写しとられています。石元の写したこどもの姿には、幼いながらも実に堂々とした風格があり、一人の人間としての尊厳すら感じさせます。これらのこどもたちの写真は、石元初の写真集『ある日ある所』(1958年刊)の中にも多数収められました。本展示では、この愛すべきこどもたちの作品群の中から、前期はシカゴの、後期は東京のこどもたちの写真をご紹介します。


《東京 山の手線・29》
 1981-85年 ©高知県,石元泰博フォトセンター

石元泰博・コレクション展「東京―山手線界隈」

1953年にシカゴから帰国以来、東京を拠点に活動してきた石元は、常に自らが暮らす街から社会の姿を撮影してきました。1980年代、バブル景気に向かい激しく変貌する

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カルティエ現代美術財団の企画展「Autophoto」に石元泰博の作品が出品中

フランス・パリのFondation Cartier pour l’art contemporain(カルティエ現代美術財団)での展覧会「Autoph

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《ギャンブル邸》 1974年 (c)高知県,石元泰博フォトセンター

石元泰博・コレクション展「カリフォルニアの住宅 グリーン・アンド・グリーン」

石元泰博は1974年にカリフォルニア州パサディナを訪れ、アメリカの建築家グリーン・アンド・グリーンの手による住宅を撮影しました。チャールズ・グリーンとヘンリー・

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