「石元泰博・コレクション展「こども」(前期) 

石元泰博は、日本の伝統と西洋モダニズムを融合させた『桂離宮』に代表されるように、端正な画面構成による、モダンで聡明な写真作品で知られていますが、初期の頃はこどもをモチーフにした写真を数多く撮影しています。

様々な国からの移民が暮らすアメリカ・シカゴのスラム街のこどもたち、戦後復興途上の東京の街の路地裏で遊ぶこどもたちの姿が、石元らしい構成力の中に生き生きと写しとられています。石元の写したこどもの姿には、幼いながらも実に堂々とした風格があり、一人の人間としての尊厳すら感じさせます。これらのこどもたちの写真は、石元初の写真集『ある日ある所』(1958年刊)の中にも多数収められました。本展示では、この愛すべきこどもたちの作品群の中から、前期はシカゴの、後期は東京のこどもたちの写真をご紹介します。


石元泰博・コレクション展「雪のシカゴ」

令和6年度第3回目の石元泰博・コレクション展は、写真家にとって第2の故郷とも言えるアメリカ・シカゴにて撮影された作品を紹介します。 1939年、家業を継ぐべく農

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石元泰博・コレクション展「伊勢神宮」

桂離宮を捉えた一連のシリーズで、日本の伝統建築を西洋的モダニズムの視点によって写したと評される石元泰博。石元にとって日本古来の建築様式を今に伝える伊勢神宮は、1

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パリでの石元泰博展開催のお知らせ|2024年6月19日(水)- 12月22日(日)ル・バル(LE BAL)

この度、フランス・パリにあるアートセンター「ル・バル(LE BAL)」にて、高知県立美術館所蔵作品による写真家・石元泰博(いしもと やすひろ・1921-2012

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