高知県立美術館 二大コレクション展
石元泰博写真展「シカゴ、シカゴ」

Chicago, Child(1959-61) from "Chicago, Chicago" ©Kochi Prefecture, Ishimoto Yasuhiro Photo Center
Chicago, Child(1959-61) from "Chicago, Chicago" ©Kochi Prefecture, Ishimoto Yasuhiro Photo Center

 

戦後、米国・シカゴのインスティテュート・オブ・デザイン(ID)で近代的な写真の理念と方法論を学んだ石元泰博(1921-2012)は、モダン・デザインの思想に裏打ちされた画面構成とその厳格な造形意識から、日本にとどまらず国際的にも高い評価を得ている高知ゆかりの写真家です。石元はIDを卒業後、間もなく日本に戻りましたが、1958年の12月から1961年にかけて、再びシカゴに滞在しています。このときに撮りためた写真をもとに、3冊目となる写真集『シカゴ、シカゴ』を美術出版社から出版しました。写真を学び、生活したシカゴ。そこに住まう人々の、何気ない日常を鋭く的確な眼差しをもってとらえた写真で、石元は高い評価を得ました。今回の展覧会では、この写真集『シカゴ、シカゴ』に掲載された作品210点をほぼ網羅し、作家自らが焼いたオリジナル・プリントによって紹介します。

 

同時開催
二大コレクション展:マルク・シャガール「祝祭のパリ」
「二大コレクション展」ウェブページ

 

高知県立美術館の二大コレクションについて
高知県立美術館は現在、約42,000点の美術資料を所蔵しています。高知県ゆかりの作家、作品に加え、質・量ともに世界有数を誇るマルク・シャガールの油彩画、版画と、国際的に活躍した写真家・石元泰博の膨大な写真作品は、当館を代表する「二大コレクション」として知られています。これらは年度ごとにテーマを設け、定期的に入れ替えながら専用の展示室で常時公開しています。


《色とかたち》1980年代 ©高知県,石元泰博フォトセンター

〈予告〉石元泰博・コレクション展「色とことば」

多重露光という手法で生み出された鮮やかなカラー写真群は、石元が半世紀にわたって取り組んだシリーズです。 同じフィルムのひとコマに複数の画像を重ねて写すこの技法を

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《東京 山の手線・29》
 1981-85年 ©高知県,石元泰博フォトセンター

石元泰博・コレクション展「東京―山手線界隈」

1953年にシカゴから帰国以来、東京を拠点に活動してきた石元は、常に自らが暮らす街から社会の姿を撮影してきました。1980年代、バブル景気に向かい激しく変貌する

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カルティエ現代美術財団の企画展「Autophoto」に石元泰博の作品が出品中

フランス・パリのFondation Cartier pour l’art contemporain(カルティエ現代美術財団)での展覧会「Autoph

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