2021/2/5(土)トークイベント「石元泰博を写真家にした三冊の本の教え」

石元泰博フォトセンタートークイベント
「石元泰博を写真家にした三冊の本の教え」

高知県立美術館 石元泰博フォトセンターは、寄贈を受けた石元泰博写真作品等の調査研究、保存管理、展示公開、著作権管理、教育普及といった活動を通して、地域ゆかりの世界的写真家である石元の総合的なアーカイヴ構築を目指しています。

没後10年の節目に開催する今回のレクチャーでは、英文学/映像メディア研究の宗洋氏を講師に迎えます。石元を写真に開眼させた3冊の名著―G・ケペッシュ『視覚言語』、ラースロー・モホイ=ナジ『ヴィジョン・イン・モーション』、アレクサンダー・ドルナー『「美術」を超えて』の内容とその影響関係を詳しく紐解くことで、石元の芸術的実践の特質に迫ります。

講師プロフィール

宗 洋(そう ひろし)
1974年生まれ。広島大学大学院博士課程修了。現在、高知大学人文社会科学部准教授。英文学および映画をはじめとする映像メディアを研究。『ウィンドウ・ショッピング――映画とポストモダン』『ヴァーチャル・ウィンドウ――アルベルティからマイクロソフトまで』を共訳し、アン・フリードバーグを日本に紹介。現在は、窓やコマといったフレームが果たす役割に関心をもっている。『わたしの学術書』(共著)を春風社から近刊予定。


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