高知県立美術館　石元泰博・コレクション展　「こども」　関連講演会

「石元泰博とアメリカの写真界」
講師　中森　康文　氏

米国・テキサス州にあるヒューストン美術館は、約6万点に及ぶコレクションを有し、全米屈指の規模を誇ります。その写真部門では写真史上、重要な作家の作品を多数収集しており、高知ゆかりの写真家・石元泰博氏の作品を多く収蔵する海外美術館のひとつです。20世紀美術建築史・写真史を専門とし、石元を含め日本写真家を紹介する展覧会を手掛けてきた中森氏にヒューストン美術館における石元泰博作品について、またアメリカ写真界での位置付けについてなどを語っていただきます。

講師プロフィール
中森　康文（なかもりやすふみ）　(ヒューストン美術館写真部門アソシエイト・キュレーター)

約6万点の米国屈指のコレクションを誇るヒューストン美術館（米国テキサス州）の
写真部門、約3万点の写真作品を担当する。20世紀美術建築史及び写真史が専門。
著書には、石元泰博と丹下健三の共著による『桂：日本建築における伝統と創造』
（1960年）を再解釈した『Katsura: Picturing Modernism in Japanese　Architecture,
Photographs by Ishimoto Yasuhiro』（2011年）等。美術史博士。