[共催]土佐和紙を使った古典写真技法ワークショップ ープラチナプリントとサイアノタイプー


※Aコース「サイアノタイプ」のみ、8月13日(金)まで募集期間を延長します。小学校1年生から大人までご参加いただけます。(2021/8/9)※

“スマホ”や“デジカメ”で撮影したデータからネガを作成し、古典技法によりプリントに仕上げる写真ワークショップを開催します。「サイアノタイプ」(青色写真)と「プラチナプリント」(白黒写真)の2種類(コース別)の古典技法を体験します。プリントには特別に開発された土佐和紙「土佐白金紙」を使用します。
親子で楽しめるコースも用意しています。写真作りの楽しみを体験してみませんか。

*皆さんがスマホなどで撮影した画像からはがきサイズ程度のプリントに仕上げます。
*参加にはお申し込みが必要です。

■こどもコース 親子で参加!

「サイアノタイプ」ワークショップ(Aコース)
日 時:8月21日(土) 10:00-15:00(お昼休憩あり)
講 師:吉岡さとる氏

「プラチナプリント」ワークショップ(Bコース)
日 時:8月23日(月) 10:00-16:00(お昼休憩あり)
講 師:西丸雅之氏

※Bコースは定員に達しました。


各回8組(大人1名、子ども1名)*子どもは小学校4年生1年生以上、大人のみでの参加も可能
参加費:6,000円

※Cコースの受付締切に伴い、Aコース、Bコースを大人の方にも開放することとなりました。また、子どもの対象年齢も「小学校1年生以上」に引き下げました。難しい作業は、親子で助け合って行ってください。なお、Aコース「サイアノタイプ」の方が、工程がシンプルで日光を用いて露光するため、お子さまも親しみやすい技法です。※天気によっては太陽光での露光が出来なくなります。その時は、露光機を使用します。(2021/8/1、8/9追記)

■おとなコース プロアマ問いません!

「プラチナプリント」ワークショップ(Cコース)
日 時:令和3年8月22日(日) 10:00-16:00(お昼休憩あり)
講 師:西丸雅之氏
定 員:一般8名/参加費:6,000円

※Cコースは定員に達しました。

お申し込み方法

事前にプリントしたい画像データをお送りいただくため、事前予約が必要です。
石元泰博フォトセンター お問い合わせフォームにて、
件名を「ワークショップ申し込み」としていただき、
1 参加希望コース
2 参加者全員の氏名、お子様の学年
3 お電話番号
を本文にご入力の上、送信してください。
*8月8日(日)締め切り

Aコースのみ、8月13日(金)まで募集期間を延長します。小学校1年生から大人までご参加いただけます。「サイアノタイプ」は、工程がシンプルで日光を用いて露光するため、お子さまも親しみやすい技法です。※天気によっては太陽光での露光が出来なくなります。その時は、露光機を使用します。(2021/8/9)


技法について

―サイアノタイプとは
1840年代に発明された技法。鉄塩の化学反応を利用した写真・複写技法で、諧調が青色の濃淡として表現され、青写真とも呼ばれる。

―プラチナ・プリントとは
1830年代頃から行われ、1920年代まで盛んに使用されていた方式。階調の豊かさや保存性の高さから、今日でも多くの写真家に支持される技法。

講師紹介

西丸雅之(PGIマネージャー)
1965年東京生まれ。1989年日本大学芸術学部写真学科卒業。同年同校研究室勤務。プラチナプリントの研究を始める。1990年よりPGI勤務。美術館を中心に写真作品の保存処理業務に携わる傍ら、学校や美術館などでプラチナプリントワークショップの講師を務める。2013年、高知の紙漉き職人グループと共にプラチナプリント用の和紙「土佐白金紙」を開発。日本写真芸術学会会員。

吉岡さとる(写真家)
1963年高知市生まれ。1996年アメリカ合衆国カリフォルニア州立パロマーカレッジ写真学科卒業。米国を中心に活動ののち2007年に帰国、高知市に活動拠点を移す。2013年、「土佐和紙とプラチナプリント/オルタナティブプロセス 新たな価値創造への試み展」(いの町紙の博物館)へキュレーターとして参加。高知県立美術館、サンディエゴ写真美術館(カリフォルニア)、高エネルギー加速器研究機構(筑波)などに作品が収蔵されている。