スクール・プログラムを行いました。

写真家・石元泰博氏の母校、土佐市立高岡第二小学校の3年生を対象に、スクール・プログラムを実施しました。

2本立ての本プログラム。まずは「出前びじゅつ講座」として当館学芸員が小学校に伺いました。石元作品についてのお話しの後は、実際に手を動かしながら、カメラオブスキュラづくりやフィルムカメラでの撮影に挑戦。レンズやカメラの仕組みにみなさん興味津々のようすでした。

次に1週間後には「ミュージアムバス・ツアー」として、児童のみなさんと先生が貸切バスで来館。石元泰博・コレクション展「HANA」を中心に、学芸員と一緒に展覧会を鑑賞し、バックヤードツアーやインスタントカメラの撮影体験も行いました。撮影体験では、「やすひろさんみたいにとれたよ!」という声も聞こえてきました。

本プログラムに参加した児童のみなさんと、また美術館でお会いできるのを楽しみにしています!

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高知県立美術館では、2014年より、郷土ゆかりの写真家・石元泰博氏が幼少期から少年期にかけての15年間を過ごした土佐市の小学校を対象に、石元氏のコレクションを紹介する教育普及活動を行っています。2016年には土佐市教育委員会と協定を締結し、より連携を強めています。本プログラムが、石元氏の人生や作品を通して、芸術や地域文化に親しむきっかけとなればと考えています。

スクール・プログラムの詳細は、当館ウェブサイトの「スクール・プログラム報告書」(PDF)にてご紹介しております。

(2018.12.14)